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記憶の記録です。

少年ハリウッドの世界を二日で駆け抜けたオタクの脳直な感想(メモ)

久々にブログを書くドリフェス!の民です。

原因不明の体調不良により一週間ほど自宅療養していた際(後に機能不全と知る)に前から、多分二年くらい前から観よう観ようと思っていた少年ハリウッドをようやく観ました。今回はその感想を走り書きですが書いていこうと思います。

 

一言でいえば「アイドルを題材にした哲学アニメ」だった。

うまく表せないけど本当にこういう感じで、勿論アイドル教訓本とも捉えられますがそれ以上に人間性について深く描写されたアニメだったなぁと思います。脚本の方が小説を書かれる方なので思い返せば主人公である風見カケルくんのモノローグとか小説のように感じました。思ったより深くてエモーショナルだったので一番好きな回を選べって言われても選べないです・・・どの話にも一言以上心に刺さるものがあったので一回観ただけじゃまとめるの難しいなこりゃ

 

実は少年ハリウッドは数年前に一話だけ観た記憶があるんですが当時は絵で敬遠していたこともあって今思えば本当に勿体ないことをしたと思います。一度は出会っていたのに

でも今だからこそ少年ハリウッドに込められたメッセージを受け止めることができたしそれはそれでよかったのではないかと。ほんの数年経つだけで人間ここまで変わるんだなと思いました。

 

話が逸れましたが少年ハリウッドの魅力は話の内容というかメッセージ性は勿論、一話まるまる使って舞台を上演したり歌番を上映したりとより濃いボリュームで仕事をする彼らが観れることです。そして毎話のタイトルがすごい(語彙力)

全て手描きのライブシーンは言うまでもなく少年ハリウッドが持つ魅力というか最早強さなんじゃないかと思います。強すぎる・・・

あとやっぱり曲がどの曲も好きなんですが一番好きなのは永遠 never everです。

歌詞がね・・・好きなんですよ あまりにも

 

「立ち止まってもいいよ 大丈夫景色眺めて 寂しくなったらまた進めばいい それだけのことだよ」

のとこ もう 好きすぎてどうにかなる

立ち止まるって迷って前に進まないとか疲れたから歩くのをやめるってマイナスなイメージがあるんですけど、立ち止まって今の景色(今自分がいる場所)を眺めて(周りが皆走りだしたり歩き出したりするのを見て)寂しくなったらまた進めばいいってことだし「それだけのことだよ」って言い切るからそれ程大事みたいに考えなくていいってことじゃないですか 自分で言うのもあれなんですけどおっそろしいくらいネガティブかつ自分のことを責める人間なのでこの歌詞で

自分の人生、自分のペースで歩いていい。立ち止まってもいい。

と言われたようで心が軽くなりました。なんでもかんでも深く考えすぎるフシがあるので考えすぎかもしれませんがここのパートに救われて心が軽くなってこの歌が大好きになったのは事実です。

 

タイトルの話になるんですがタイトル見ただけで「すご・・・」って声出たのは少年ハリウッドが初めてです。

例えば

第4話「人は死ぬ。いつか死ぬ。でも」

第7話「人生に人生はかけられない」

第11話「望まれない僕たち」

第13話「僕たちは、永遠に生まれなおせる」

第21話「神は自らの言葉で語るのか」

第23話「正しさと正しさの狭間で」

 

と気づいたら自分が好きなタイトルを羅列してしまっていました。これだけ見るとパッと見アイドルアニメの話のタイトルとは思えないかもですね。でもそこが良い。そこが私は好き アイドルは偶像であると同時に人間で、その「人間」の面が描かれているところに私は強く惹かれました。

 

好きな名言の話すると長くなるので感想はとりあえず一旦ここまで。やっぱり文章にまとめる能力が乏しすぎるのでつまらない文章になってしまって申し訳ないです

絵柄で敬遠される方も多いかもしれませんが私的には話に入り込みすぎて絵柄どうたらが気にならなくなったタチです。ハロー世界。

哲学わからないくせに哲学チックなものが好きなので少年ハリウッドの世界に今更ハマってしまったのですが、まだ観ていない方には他のアイドルコンテンツとはまた違う少年ハリウッドの世界を一度覗いてみてほしいと思います。

カケルくんの主人公ぽくない自己主張の無さから来る吸収の早さとトミーの素直でまっすぐなところが好きだな〜と思いつつ締めます!